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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2009年08月22日

▼記憶にあるのはG3だけ…4▼

前に作った自分の年表がある

これと怪獣映画の歴史を照らし合わせてみると、いろんな事が思い出される

前回89年から95年の間のゴジラVSシリーズは観る気にもならなかったと書いたが、もしかしたら観れなかったのかもしれない

それは88年12月21日に起こった

クリスマスケーキの下準備を終え、明日から仕上げにかかるという日だった

工場での仕事が終わり、私は近くの本屋へと行った

帰ってくると、普段は19時に閉めるはずの店がまだ開いていた

クルマを駐車場に止め、母になぜ店閉めないのかをたずねると、父が閉めてくれないんだという事だった

当時、店のシャッターは重い鉄製の柱の様なものを三本立ててからシャッターを下ろさなければならず、男仕事であった


私が店の奥にある工場へ行くと、まるでドラマのワンシーンでも見ているかのように父がうつ伏せで倒れていた

流しの縁には父の5本の指の跡があり、その下にはサンダルがきれいに揃えて置かれてあった

脳内出血であった

朦朧とした意識の中で、死を覚悟した父が、きちっと自分の履き物を並べたのだろう

「まだ逝かせない」
私はそう思った

母を呼び救急車が来るまでの数分間

父がこう言った

「たのむ」

まともな父の最後の言葉になった







〜つづく〜  


Posted by ☆ガGラ〃 at 09:34怪獣の部屋