▼記憶にあるのはG3だけ…8▼

☆ガGラ〃

2010年02月13日 15:55





ガメラ2は確か二回観た

山形の映画館と上山市民会館

山形の映画館はシネマ旭の二階だった

うっすらとレギオン(敵怪獣)の劇場限定版ソフビが売店で売られていたのが記憶にある

また市民会館での上映は、アニメワンピースと二本立てだった


しかし、まさかガメラの腹部がガバッと開いてウルティメイトプラズマ(最終必殺技)が発射されるとは…度肝を抜かれた


怪獣映画最高傑作と言っていいと思うよこれは


そしてそれから3年の月日をかけて、遂に平成ガメラシリーズ最終章

ガメラ3〜邪神(イリス)覚醒
が1999年に上映された


怪獣映画の最大の疑問

【なぜ怪獣は日本ばかりに現れるのか?】
の答えがこの映画で明らかにされるらしい


期待は200パーセントを超えていた

これは友達とその息子(当時小学生)と三人で観に行った

今でも忘れられないのが、自衛隊がガメラを攻撃すると言ったセリフの後に、友達の息子がスクリーンに向かって
「ガメラは味方だよぉぉ」と叫んだ事

子供っていいなぁ…
なんかそんな感じにさせられた


しかし…

映画自体は本編が多く特撮(怪獣が暴れるシーン)が少なく、今回の映画のヒロイン前田愛、中山忍、山咲千里、藤谷文子(スティーブン・セガールの娘)と女優が目立ち、はたまたラストシーンは「さあ。どうしましょ」というシーンで終わるという期待度200パーセントで挑んだ私には「こ、これって怪獣映画じゃなく、お姉ちゃん映画だよね…」が感想で怒りと不完全燃焼で「つまらね…」とつい口ずさんでしまう結果になってしまった



そうそう友達はその時失業中だった

その友達の感想は「おもしろかった」だった


少し時間を置いて、もう一度劇場を訪れた

今度は一人で…

最後のシーン


泣いた…


怪獣映画を観て泣いた…

なんなんだろうね
この変化は…

この時、人生の教訓を得た

【一度より二度】

おかげでこのガメラ3〜邪神覚醒は私にとって生涯忘れ得ぬ最高の映画となった



余談

この映画の試写会の模様がワイドショーで流れ、前作に出演した沖田浩之氏のインタビューがあったが、その数日後、彼は自殺している

原宿の竹の子族で脚光を浴び芸能界デビュー、アイドル歌手から役者に転向し、これからという時だったので、とても惜しまれてならない

(学生の頃、毎週原宿に写真撮りに行ってたんだよなぁ…)

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